教会が、誰も選ばなかった辺境に建っている。
教会が、小さな入り江に身を寄せるように建っている。
教会が、六人が眠る墓の前に建っている。
なぜ、こんな場所に。なぜ、こんな形で。それはすべて、「祈りを守るため」だったのです。
はるか昔から、日本と大陸を結ぶ海の道に浮かんでいた五島列島。この島には、遣唐使の時代から、さまざまな祈りが刻まれてきました。そして、戦国時代。五島にキリスト教が伝わります。けれど、江戸幕府によって禁教令が出され、信仰を持つことが許されなくなりました。キリシタンたちは、誰も寄り付かない島の奥へ、身を隠しました。250年以上にわたる、潜伏です。
上五島の教会をひとつひとつ訪ねていくと、気づくことがあります。どの場所にも、ただ「美しい」だけでは説明できない何かが宿っている、ということを。それが何なのか。この旅を終えたとき、少しだけ見えてくるかもしれません。
五島列島・新上五島町
隠された祈りは、教会になった
五島列島・新上五島町
隠された祈りは、教会になった
天理参考館
祈りは、手垢にまみれている
慈恩寺
まなざしの先に、何が見えますか?
GET THE NEW TRAVEL GUIDE APP
あなたの旅先を博物館化する。