「塩と生きた町、竹原」歴史と記憶に触れる音声ガイドをリリース

READIO ON THE TRIP vol.77

「塩と生きた町、竹原」
歴史と記憶に触れる音声ガイドをリリース


株式会社ON THE TRIP(本社:東京都港区)は、一般社団法人 竹原観光まちづくり機構(所在地:広島県竹原市)と共同し、竹原市・バリューマネジメント株式会社と連携のもと、広島県・竹原市の歴史ある町並みを舞台にした音声ガイド「竹原まち歩き」をリリースしました。

本ガイドは、かつて塩作りを支えた建物として知られる、竹原市重要文化財「旧森川家住宅」を起点にして始まります。現在、この場所はNIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町のフロント・クラブラウンジとして使用され、一般利用可能なカフェとしても開かれています。
ここに残る塩づくりの物語を起点に、歴史的建造物や町家、商家など全11スポットにまつわる物語を音声で紹介します。塩づくりを基盤に酒造りや学問、廻船業へと発展した竹原の歩みをたどりながら、人々の暮らしや記憶に触れるガイド体験を提供します。

ガイドには、かつて塩田に響いていた浜子唄や鍬の音などもナレーションと合わせて収録されており、耳を澄ますだけで竹原の記憶に出会うような臨場感あるまち歩きが可能です。

さらに今回は、旧森川豪住宅の展示リニューアルにもON THE TRIPが携わっています。
過去の写真や塩づくりの道具などを展示し、音声ガイドを聴きながら館内をめぐることで、当時の塩づくりの営みを追体験できる構成となっています。

「竹原まち歩き」 オーディオガイドはこちら


音声でめぐる、竹原の「記憶」と「風景」


広島県の南部に位置する竹原は、江戸時代には全国でも有数の塩の名産地として知られ、塩作りや酒造りで栄えた町です。かつて、竹原の町には塩田が広がり、白い塩と砂の海が一面に輝いていました。塩づくりを基盤に育まれた町並みは、現在、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

江戸時代、小さな港町だった竹原は、この海を埋め立てて田にしようと試みます。しかし、海水の影響で作物が育たず、困っていたところに偶然現れたのが、塩づくりで知られる赤穂の商人でした。荒れた田を見た商人は「ここは塩田に向いている」と助言します。


当時、赤穂の塩づくりは秘伝とされていましたが、赤穂藩と広島藩が親戚関係にあったことで、竹原には特別にその技術が伝えられました。こうして田は塩田へと生まれ変わり、町の新たな繁栄の礎となっていきます。

このように本ガイドでは、竹原の歴史を振り返りながら、今はなき竹原が持つ記憶の風景へと導かれるような旅へとご案内します。

オーディオガイドで観光のDX化をしたい施設や自治体を募集中


株式会社ONTHE TRIPは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。


現在、提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。


その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。

この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。


ON THE TRIP. ぼくたちの旅はつづく。


オーディオガイド 制作に関しての詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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