ジオパークからはじまる、大地と歴史の物語。
隠岐ユネスコ世界ジオパーク公式オーディオガイド「隠岐自然館と島めぐり」と「OTOMOラジオ」をリリース
株式会社ON THE TRIPは、一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構と共同し、隠岐諸島に位置する隠岐ユネスコ世界ジオパーク公式オーディオガイド「隠岐自然館と島めぐり」をリリースしました。
また、隠岐諸島に到着するまでの旅路のお供となるようなラジオ番組「飛行機で島後に飛ぶあなたへ -OTOMOラジオtypeA-」、「船で島前に渡るあなたへ -OTOMOラジオtypeB-」を合わせて作成しました。このラジオは、旅にいくその前に、フェリーの中で、飛行機の中で聴いてほしい物語です。
舞台となる隠岐諸島は、希少な地形や生態系だけでなく、漁業など人の営みも含めて、隠岐を取り巻く環境そのものが「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」として認定されている島。
島全体がまるで美術館のように、それぞれのスポットで多言語ガイドで案内をしていきます。
本ガイドのラジオ番組では、隠岐の語り部でもあり、隠岐ジオパーク推進機構事務局長である野邉一寛さんをお迎えし、隠岐に向かうまでの移動時間から隠岐を体感できる構成となっています。
古事記によると、日本は淡路島から生まれ、その後に四国、そして三番目にできたのが隠岐島です。さらに歴史上、後鳥羽上皇、後醍醐天皇の二人の天皇が流された島でもあります。
なぜ、歴史の中でたびたび出てくる島なのか。
これほど遠島の島が大切にされていたのはなぜなのか?そのワケをお話しします。
隠岐ユネスコ世界ジオパークへようこそ。
みなさんは「ジオパーク」という言葉を聞いたことがありますか? ジオパークは「大地の公園」と訳されますが、ジオパークの面白さは地質を学ぶだけではなく、大地と歴史、生物との関係性の謎をひも解いていくことにあります。
たとえば、隠岐は「島流しの場所」として知られ、後鳥羽上皇や後醍醐天皇が流された場所です。実は、二人のように大きな力を持った天皇を流すのは隠岐でなければなりませんでした。それは一体、なぜでしょうか。
また、隠岐では北海道と沖縄の植物が共存していて、12月までアジサイが鮮やかに色づき、雪化粧されたアジサイの写真を撮ることができます。それは一体、なぜでしょうか。
このような「なぜ?」の理由をひも解いていくと、その理由が地形や地質、地理、方角といった大地に繋がって行くのです。みなさんには、その謎を解明してほしいと思います。
このように、オーディオガイドでは、決して観光情報誌では知ることのできない、旅の視点が変わるサブルートへご案内します。
オーディオガイドで観光のDX化をしたい施設や自治体を募集中
株式会社ONTHE TRIPは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。
現在、提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。
その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。
この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。
ON THE TRIP. ぼくたちの旅はつづく。
オーディオガイド 制作に関しての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
ご興味のある方は、弊社までお問い合わせください。
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