“太宰府”という名前は大きい。それも、奈良・京都に対する西の都でかなり大きな都市だった。
現在の見た目からは「信じられない」と思うかもしれない。しかし、太宰府天満宮の参拝にはじまり、榎社を経由して大宰府政庁跡に辿り着いたとき、太宰府の本当の姿が見えてくる。そして、最後に九州国立博物館に足を踏み入れたとき。なぜ、東京・京都・奈良にしかなかった国立博物館が四番目の舞台として「太宰府」を選んだのか。その理由がはっきりと見えてくることだろう。
『たいせつなことは、目に見えない。』この言葉は、言わずと知れた「星の王子様」の一説であるが、ここで言う“たいせつなこと”とは、太宰府という土地に埋蔵された物語そのもの。そして、その物語を聞いて「あなたが何を感じるか」ということ。あなたの、その感受性こそが、目に見えない“たいせつなこと”なのかもしれない。
太宰府天満宮とまち歩き
たいせつなことは、目に見えない。
熱田神宮
夜の参拝へのいざない
草薙の剣をめぐる物語
駿府の工房 匠宿・泉ヶ谷
匠の音、その物語。
熊野古道伊勢路・松本峠
歴史の足跡に立ち止まる
熊野古道の歩き方
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