──貴殿にたっての頼みがある。
すでにお聞き及びのことと思うが、本能寺にて織田信長様を討ち取った。
秀吉の動きがことのほか早く、間もなく大軍と戦うことになる。
ここで私が落命すれば、明智の名は主君殺しの悪人としてしか人々の記憶に残らないだろう。
だからどうか、私の真の想いを語り継いでくれないだろうか。
今でも、私は信長様の才に惹かれている。
十五年前、故郷の美濃で出会った日からそれは変わらない。
しかし、信長様が生きていては、この明智の本懐は果たせないのだ。
斎藤道三様、織田信長様。
美濃の地で出会った彼らが今の私を形作った。
しかし、私が守るべきものを踏みつぶしたのもまた、彼らだったのだ。
この体を流れる土岐氏の血。それに従って生きると私は決めた。
私を突き動かすこの想いを貴殿に伝えたい。
まずは、かつて美濃と呼ばれた岐阜の地を訪ねて欲しい。
そこで時を巻き戻し、信長様と出会う直前の私をお目にかけよう。
貴殿にだけは、必ず伝わると信じている。
明智光秀
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