京都・路地裏物語
あの世とこの世の分かれ道

行列に巻きこまれるなら、裏道に迷いこめ。

清水寺から、観光客で賑わう坂道をずーっと下まで降りてくと、大通りのバス停に辿り着く。しかし、この「松原通」はここで終わりではない。ゆるやかな坂道は横断歩道を渡った先にも続き、鴨川を越えて、京都の中心部まで歩いていくことができる。この道は古くからたくさんの人が清水寺へのお参りのために行き来した道で、どうか振り返ってみてほしい。くねくねと曲がりくねったその道は、いかにも人がぞろぞろと歩き続けた結果、生まれたような道だと思わないだろうか。

あなたには、この坂道を鴨川まで歩いてほしいと思う。道中には珍しいお寺や神社、路地裏の不思議なお店、舞妓さんがいる花街まで。市街地とは異なる光景を目の当たりにするだろう。そして、およそ30分後に自分の足で鴨川を越えたとき。なぜ、この場所にそれらが残されているのか。その理由が分かるはずだ。

さぁ、裏道へ一歩、踏み出そう。旅の終着点では、行列のないバス停があなたを待っている。

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