高知に飛んだらON THE TRIP
高知空港からわずか30分の「仁淀川」。
そこには、四万十川を超えるともいわれる“奇跡の清流”が。それも、キャンプ、ラフティング、トレッキングなどなど、その土地でしか体験できないことだらけ。仁淀川は天然のアウトドア・フィールドそのものであった。
あなたにも青の絶景「仁淀ブルー」を背景に、思いっきり遊び倒してもらいたい。
アクテビティスポットも、そのHow toも、地元グルメも、絶景スポットも。そして、目には見えない土地に根付いた物語も。ON THE TRIP で、あなたのスマホがガイドになる。
その物語が、旅の体験をふくらませる。
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仁淀川はなぜ青いのか?
2018年12月19日、ジェットスターが高知に就航する。ぼくたちは、その1ヶ月前に高知に到着しました。
高知市内から伸びる路面電車の終着点、伊野。路面電車を追い越してバスを停めたとき、はじめて仁淀川を目にしました。美しいという噂は聞いていたし、なんなら写真でも見ていました。それなのに、あまりの綺麗さとスケールに驚かされました。
しかし、それはまだ「序の口」でした。
仁淀川に沿って上流へ遡ること40分。「スノーピークおち仁淀川」に到着。その河原に降りていくと、そこには目を疑うようなブルーが広がっていたのです。
「めっちゃきれい!」
感動のあまり、そんな言葉しか言えずに連呼してしまう。そんなぼくたちをよそに、案内してくれた地元の方たちはやけに冷静でした。
そう、これでもまだ「中の口」だったのです。
さらに上流へ、さらなる支流へ。アユのように仁淀川を遡っていくと、ますます透明度は高くなり「仁淀ブルー」は輝きを増していく。そして、仁淀ブルー発祥の地ともいうべき「安居渓谷」に辿り着いたとき、その青さは極まるのです。
ぼくたちは、不思議に思わざるを得ませんでした。「仁淀川はなぜ青いのか?」と。
それから1ヶ月の間、ぼくたちは仁淀川を走りまわりました。というより、遊びまわっていました。
仁淀川を遊び倒してきたアクティビティのプロ=コーチのもとで、キャンプ、ラフティング、ケイビング、トレッキング、サイクリング、グリーンツアー、水切りやゴリ釣り、サワガニ探しなどなど、さまざまな川遊びを教えてもらいました。もちろん、集落の歴史に詳しいコーチや、地域のおじいちゃんおばあちゃんにお話を聞かせてもらいながら。
その最後に、「仁淀ブルー」という言葉の生みの親であるコーチにお話を聞かせてもらったとき、「仁淀川はなぜ青いのか?」という疑問が、聞かせてもらった物語が、きれいに収束していくように感じたのです。
そうして、ジェットスター就航日にガイドが完成しました。
11の「絶景&アクティビティ」と、44の「スポットガイド」
ぼくたちのガイドには、2泊3日ではおさまらないほどのボリュームが詰め込まれています。そこで、ぼくたちがオススメするモデルコースを紹介してみたいと思います。
お昼過ぎにジェットスターで高知空港に着いたら、まずはレンタカーで「スノーピークおち仁淀川」へ。
キャンプ道具は持ってこなくて大丈夫。ぜんぶレンタルできるから。さっそくテントを設置して、余った時間で「焚き火」や「トレジャーハンティング」にトライ。
「ラフティング」を予約するのも忘れずに。翌日の朝はボートで仁淀川に乗り出そう。
1泊2日の旅であれば、ここで帰路に着くことになるかもしれない。が、2泊3日を前提に考えてみると、昼からもうひとつ、気になるアクティビティをひとつ選んで挑戦してみてほしい。
迷ったら「11|安居渓谷&フォトセッション」をオススメしたい。
仁淀川でいちばん美しいといわれる仁淀ブルーは見ておきたいもの。安居渓谷に行くまでの道のりには、「鎌井田」「池川の集落」「堰堤の上」など、たくさんの「食」「景」「文」のスポットガイドを通りかかるはずだ。寄り道をしてガイドを見ながら、その土地の理解を深めてほしい。すると、仁淀ブルーを見る目も変わるはず。「めっちゃきれい!」だけではない、特別な想いが湧いてくるかもしれない。
そして、2泊目の夜。元気と天気がよければ「星ヶ窪」を訪れてみてほしい。その昔、星が降ってきたというロマンチックな場所で天体観測。そうでなければ、焚き火ついでに「藁焼き」にトライしてみるのもいいだろう。
そして、最終日は帰り道に「06|波川公園 & 水切り」にトライして、気になるグルメを堪能して空港に戻る。あるいは、仁淀川に沿って下流まで走り、太平洋へとつながる「仁淀川河口大橋」までドライブしてから帰ってみてはいかがでしょうか。
そして、帰りの飛行機を待つ時間に読み物として、今回は行けなかった場所のガイドについて読んでみてほしい。そして、その場所を目指してまた仁淀川に来てもらえたら。そんなに嬉しいことはありません。
ちなみにガイドは「無料」です。iPhoneをお持ちの方は、ぜひ覗いてみてください。
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ON THE TRIP. ぼくたちの旅はつづく。