人力車でタイムトラベル。奈良の人力車「やまと屋」と提携ガイドスタート

READIO ON THE TRIP vol.12

人力車に乗ったことはありますか?いまや海外の人の方がその魅力に気づき、人力車のほとんどが訪日観光客による需要。なんと50%が訪日観光客の利用だとか。
人力車では街のことの説明をしてくれるのだが、日本人はともかく、海外の人がその土地の風土を理解するのは言語の壁もあり難しい。ビジュアルがあったら、もっと伝えられる幅も増える...。
そんな要望も強くあったため、僕たちは奈良でもっともたくさんの人力車を運営する、やまと屋さんとコラボして、人力車に乗りながら楽しめるガイドをつくることにしました。言語は、日本語以外に、英語、簡体字、繁体字。テーマは、時を超えること。今回のものは、単なるオーディオガイドではなく、人力車のお兄さんたちと連動した体験ガイドになっています。

過去にダイブ。
そして、時を超える

奈良は、いまから1300年前の日本の首都。 欧州やアジア各国の影響を受けながら生まれた、日本文化はじまりの地でもありました。その長い歴史のなかで、大切に育まれてきた伝統や、行事が多く存在します。たとえば、東大寺の修二会は、1270年近くひとつの例外もなく毎年続いています。奈良の大文字送りは、戦後50年以上もの歴史の中、天気にも恵まれ1回を除いて毎年行われてきました。

しかし観光客にとっては、タイミングが合わなければそれらの行事を見ることはできない。 だから今回のガイドのテーマは、人力車というオールドな乗り物に乗りながら、場所だけではなく、時間を越える旅。
まずは、人力車を引いてくれるお兄さんからその場の情景の説明を受け、その後に、すこしだけこのガイドでタイムスリップする。それはその場で行われてきた行事を紹介することでもあり、または1300年の歴史の中で語られてきた悲しい物語から、知られざるロマンまで。

「なぜ、奈良には鹿が多いのか?」「猿沢池に立つ、采女神社の悲しい物語とは?」「五重塔は以前、25円で売り出された?」「奈良町で各家庭が玄関にぶら下げている赤いお守りの正体は?」

ぜひ、人力車に乗りながら過去の物語とともに楽しんでもらえればと思います。

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ON THE TRIP. ぼくたちの旅は続く。

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