東の東大寺と、西の西大寺。
聖武天皇の東大寺に対して、聖武天皇の娘「称徳天皇」が建てたのが西大寺である。そう、西大寺を建てたのは「女帝」であったのだ。
しかし、女帝の隣には常に「道鏡」という僧がいた。この男は、僧侶でありながら政治の中枢に入りこみ、トップにまでのぼりつめた。あげくの果てには、女帝の寵愛をいいことに、天皇の座まで狙っていたとか。もしかすると、ふたりの間には「愛物語」があったのかもしれない。
しかし、西大寺の完成を見ずして女帝が亡くなると、後ろ盾をなくした道鏡は失脚する。そして、現在まで「悪僧」と語り継がれることになった。
ただし、これらの言い伝えが本当とは限らない。果たして道鏡は、そして渦中の女帝とはいかなる人物だったのか。
嘘の嘘。それはくるりと裏返る。
西大寺
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