「遠くとも一度は参れ善光寺」。古くからそう謳われ、一度お参りをすればどんな人でも極楽浄土へ行けると伝えられてきた善光寺。さまざまな宗派がある仏教において「無宗派」を掲げているのは唯一無二で、信仰も、性別も、身分も関係なく、誰しもを受け入れる寺として親しまれてきた。
参拝者たちは、旅の途中でさまざまな物語を残している。笑える話、悲しい話、仏教のありがたさを感じる話。物語を彩るキャラクターも、将軍、旅人、遊女、お坊さん、大泥棒、さらには牛や大蛇など多種多様だ。彼らの物語は後世に語り継がれ、よりいっそう人々の善光寺への思いをかき立てた。
これは善光寺ではなく、そんな善光寺参道のガイドである。時代も身分も異なる参拝者たちの物語を追体験しながら、長野駅から善光寺まで約2キロの道のりを歩いてみよう。どうして善光寺が多くの人に大切にされてきたのか、きっとわかるはずだ。
善光寺参道
歩かなければわからない
善光寺の参拝者たちの物語
生駒山西麓・東大阪三社めぐり
生駒山のふもとは、なぜ「信仰のまち、占いのまち」になったのか?
御手洗まち歩き
江戸時代の面影に宿る
物語というタイムカプセル
〜風待ちdiary〜
柳川・川下り
水郷の風景はあなたの
記憶の中にも流れている
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