善光寺の南に位置する松代町。ここは、江戸時代の初期から250年にわたって真田家が治め続けてきた場所だ。真田家は、戦国時代から活躍し続けた武将の一族。その物語は日本で映画やテレビドラマにもなっているので、名前を耳にしたことがある人もいるだろう。
江戸時代においては珍しいことなのだが、真田家は江戸時代の終わりまで、松代を治め続けた。一説によれば、松代藩初代藩主の優秀さを買っていた徳川家康が、真田をこの地に留めたからだといわれる。そのため松代には、真田家の歴史がいたるところに残っている。
松代を歩くためのキーワードは「水」。この街は、水でできている。それも、他の街にないかたちで残っている。その気配をたどると、真田の歴史と現在の松代がつながっていく──
松代まち歩き
真田家の歴史をつなぐ
水の流れを追いかけて
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歴史の足跡に立ち止まる
熊野古道の歩き方
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