和倉温泉の中央に位置する公衆浴場、総湯──
現在の総湯は、実は「七代目」の建物。では、初代はいつかといえば、1899年。約100年のあいだに7回も建て直されたことになる。その理由はひとえに和倉温泉の性質によるものといえよう。
和倉温泉の特徴は大きく2つ。まずひとつは、温泉たまごが作れるほど高温であること。その温度は90℃にも達する。ふたつ目は、その温泉たまごに「ほんのり塩味」がつくほど塩分濃度が高いこと。その濃度は日本で4番目に高いともいわれている。
とにかく、和倉温泉は高温で塩分濃度も高い。現在の総湯が七代目というのは、それだけ設備が痛みやすいのだろう。現代でさえそうなのだから、昔はもっと大変だったはずだ。なにせ、和倉温泉の歴史は1200年前までさかのぼることができるのだから。
この旅では、和倉温泉の温泉街としての軌跡を辿ってみよう。
和倉温泉
和倉のルーツを掘りあてよ
仙巌園
島津家800年の歴史と近代化のストーリーを歩く
丹波伝統工芸公園 立杭 陶の郷
火と土と、800年の暮らし
──丹波焼という風景
道後公園(史跡湯築城跡)
湯上がりの感受性で歩く、森の森林浴。
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